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The For Carnation「The For Carnation」2000

ex-Squirrel Bait、Slintのブライアン・マクマハンのグループThe For Carnationの1stフル(これ以降のリリースは無いみたいですが)。トータスのジョン・マッケンタイアがプロデュースしています。この辺の人脈は全然詳しくないんですが(トータスと言われてやっとああ!という感じ)、このアルバムは素晴らしい。どこまでもスローで沈み込む音世界は、なにか静かにキレている人を見ているような緊張感があります。まったり聴ける音ではないですね。ドラムンベースを激スローにして呟き型ボーカルを乗せたような……凝った音作りも聴き応えがあり、どっぷり浸れます。

デヴィッド・リンチの映画みたいなアルバムかなぁ。
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LOW「DRUMS AND GUNS」2007
スロウコア大御所LOWの出たばっかりの新譜。前作でがらりと作風を変えてましたが、メンバーチェンジもあったので、今回はドラムマシーンやストリングスを入れて再び路線変更。結果非常に手が込んでいながら余計な音の全くないクリアな音世界が広がっています。とてつもなく新鮮。キャッチーだった前作と比べると地味で多少分かりにくい感触ですが、聴けば聴く程味が出ます。内容はかなり重め。結構しんどいアルバムですが良いと思います。

プロデュースはデイヴ・フリッドマン。アルビニ時代が好きだった人も是非。


Calla「Strength in Numbers」2007
二月に出たばかりのCallaの新譜。案外仕事早いよね……内容的にはかなり完成度が高くて、楽しみにしていた甲斐がありました。「Collisions」と「Televise」の間を行くような音作りで、今までのものよりも少し鬱度が下がった気がします(とは言っても明るくなったというわけでなく、多少ご飯食べれるくらいに元気という程度)。相変わらずすり切れたような疲れたボーカルと、地味ながら奇麗でメランコリックなメロディで根暗な世界を作り上げています。とはいえ「Simone」のような曲もやるんだと少し驚きました。まだこれから聴き込めば感想も変わってくると思います。
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(C)this is the devil does / ブログ管理者 いなもと
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