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Howlin' Rain「Howlin' Rain」2006

Comets on Fireのボーカル、Ethan MillerのサイドプロジェクトHowlin'Rainのアルバムをご紹介。これもまた、いつのバンドですか?というような音なのですが、Comets on Fireがハードロック寄りなのに対してこちらは南部南部したカントリー/アメリカンロック寄り。まぁ本家を聴いていれば予想出来る音ではあるのですが、非常にクオリティの高い一枚になっています。でも、単に懐古趣味的な音ではなく、そこは本家と同じように一筋縄ではいかない……例えば2曲目「Calling Lightning with a Scythe」の中盤、ごく自然にディストーションとフィードバックですっ飛び始めるあたりこれまた憎いんです。それが浮くことなく音にきちんと組み込まれているのもいいですね。とにかく曲がいいんだ。演奏も素晴らしいし、なんつってもEthanのボーカルが妙な色気もあってもの凄くいいんだ。これからも活動を続けて欲しいです。



http://www.birdmanrecords.com/howlinrain/


あ、あとAlternative TentaclesのサイトでComets on Fireの1stの曲が試聴出来るようになってますた。
The Way Down
とか。http://www.alternativetentacles.com/
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梅雨ですなー。いなもとは体調不良が続いてgdgdです。


気分がくさくさするならば、MUDHONEYを聴けばいいじゃない。


Bad Wizardなんかもいいじゃない。


もしくはこれ見て鬱になればいいじゃない。


鬱になったらLAIBACHでも見て元気だせばいいじゃない。やー。

もう何がなんだか(笑


++++++

Greenleafの新譜がちょこっと延期。

Matthew Goodの新譜「Hospital Music」は来月31日リリース予定。


Revolting Cocks「Cocked and Loaded」2006
ミニストリーが母体になり、FRONT242やクリス・コネリーなんかが参加していたEBM界のお祭りプロジェクト、リヴコがなんと新譜をー!というわけで去年はちょこっと盛り上がったりしてたわけですが、これがなかなかやっぱり良いアルバムだったんですよ。基本的なところは何にも進歩していない、下世話で下品で愉快な仲間達!今回のゲストはなんつってもジェロ・ビアフラとButthole Sufersのギビー・ヘインズ。ハマりまくりです。元ネタも分かれば更ににっこり!もうちょっとEMBよりでもいいかなー、と思ったりもしましたが、直球過ぎるジャケも含めてなんだか微笑ましい気持ちにもなる一枚でした。

って今更リミックス盤とカップリングした2枚組国内盤が出てる…うがー!

35007「Phase V」2005

さて、現時点での35007の最新アルバムはこちら、「Phase V」。「Into the void〜」との間が埋まっていないので、98年から05年の間の音楽性の経緯について詳しくは書けないんですが、まぁスペーシーな浮遊感と構築美のどっちかいうと非ロック部分を更に増幅させた音になっていると思います。ポストロック的とも言えるし…一種のトランスでもあるわな。ただ、ストーナーとかけ離れて行っているようで、その根底にあるのがヘヴィロックということは聴いて取れるので、その辺安心して聴けますです。そして全曲インストで……とは言え「Into the void〜」の時点でボーカルの有無はあまり関係なく、完全にボイスエフェクトとして機能していたので、インストであることで大きく印象に違いは出ていません。曲名も「20 09」とか「23 32」とかミステリアスで良し。う〜ん、本当に変わったバンドです。最高。

日本でいうとDead Pan Speakersが感触は違えど案外近いところにいるかもしれません。こっちもかっこいいですよ。


35007「Into the void we travelled」1998

さて、今まであまり手をつけてこなかったオランダ勢ですが、どうも35007だけはスルー出来ないだろ!そんな音を出している気がするっ!と思い至り今更購入……こっ、これはっ………すげぇ………

スペーシーでメカニカルでグルーヴィーでどこかモダンなサイケデリックストーナー。トランスっぽくもあるけれど、あくまでストーナーロックの枠組みの中でやってのけるセンスとバランス感覚は、他のバンドには真似出来ない唯一無比の音を作り出しています。所謂スペースロックのぴよよーんというあれではなく、メカニカルな整頓されたエフェクトと(理系)、ロックバンド的な非常にナマっぽい部分(不良)との対比が素晴らしく、その融合によって35007にしか生み出せないグルーヴがわき上がって来ます。いやもうぶっ飛びますよ。無茶苦茶格好良いです。

「Phase V」も届いてるのでそっちについてはまた後日。


Little Feat「Sailin' Shoes」 1972

mixiにも少し書いたのですが、Little Featです。このジャケは一度見たら忘れられないので、ずっと前から名前だけは知っていたバンド(まぁ大御所ですし)。なかなか聴く機会がなかったのですが、先日「Sailin' Shoes」を聴いたらあまりの格好良さに目からウロコが落ちました。実際はLAのバンドだそうなのですが、ばりばり南部なサウンドに撃沈されました。アルバムとしても割とまとまりがあって粒揃いの一枚だと思うのですが、とくに「Willin'」はもの凄い良い曲……ローウェル・ジョージのスライドギターはもちろんだけども、ビル・ペインの鍵盤も良いと思うんですよ。

70年代の作品だけでもちまちま集めようと思います。ああ金が…


Dirty Sweet「Of Monarchs and Beggars」2007

先日FOUNDATIONの「CATACLYSMIC ABYSS」を見てたら、ツアーフッテージでこのバンドの「Baby come home」が使われてまして。非常にツボだったんでチェックしたらアルバム発売前でしたのでアマゾンで予約。そんでやっと届いたDirty Sweetの1stフルです。

いやー…これは……wktkしながら待っていた甲斐があった……ちょっといきなり完成度高過ぎじゃね!?サザンロックでカントリー(あんまりブルージーではない)。非常に大陸的でカラッとノリの良い曲が詰まっています。「Baby come home」みたいなロックンロールもいいんですが、なんつっても「Delilah」とかのバラード系が秀逸。オルガンもいいねぇ。泥臭いのは泥臭いですが、サウンドプロダクションも含めてかなり垢抜けてて、ディープな音ではないので売り方によってはかなり…クるかもしれません(稲本が売れる!と言って売れたためしはありません)。

でもアルバム発売前にビデオに曲を使ってたのが凄い気になる…たぶんサンディエゴ繋がりなんだけど誰かの身内か?
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