忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



Calla「Strength in Numbers」2007
二月に出たばかりのCallaの新譜。案外仕事早いよね……内容的にはかなり完成度が高くて、楽しみにしていた甲斐がありました。「Collisions」と「Televise」の間を行くような音作りで、今までのものよりも少し鬱度が下がった気がします(とは言っても明るくなったというわけでなく、多少ご飯食べれるくらいに元気という程度)。相変わらずすり切れたような疲れたボーカルと、地味ながら奇麗でメランコリックなメロディで根暗な世界を作り上げています。とはいえ「Simone」のような曲もやるんだと少し驚きました。まだこれから聴き込めば感想も変わってくると思います。
PR


Church of Misery「The Second Coming」2004
東京を拠点に活動する極悪ドゥームバンド、Church of Miseyの2nd。歴史的に有名な殺人鬼を一曲一曲のコンセプトっつーかテーマにしているため、彼らの音楽はマーダー・ドゥームと呼べば良いそうです。激烈ヘヴィにうねりまくるサウンドはちびる程カッコいいぜ!このアルバムでは「モンスター」で世間様にも有名になったアイリーン・ウォーノスをテーマにした「Filth Bitch Boogie」がお気に入り。あとCACTUSの「One Way or Another」のカバーをやっちゃうセンスが大好きです。

三回程ライブを見ているのですが、いつもむちゃくちゃ安定した演奏でその迫力はCDの比じゃないので、皆様是非生で聴くことをおすすめします。といいつつワンマンには行ったことないんだよね。行きてぇ〜。


Comets on Fire「Comets on Fire」2001
しつこくプッシュし続けますよ、なアメリカのぶっ飛んだ5人組Comets on Fireの1st。現在はかなりブルージーなハードロック色が強くなっていますが、1stはガレージ色が強く、曲自体は割とキャッチーなロックになっています。とは言え「Let's take it off」みたいな激シブチューンも押さえててかゆいところに手が届く。だるだるなチューニングのギターと絶叫ボーカルが頭の中駆け巡るので勝手にドーパミンとか色々出る感じかします。ちょっとNebulaっぽくもあるかな。音自体は一番アグレッシブです。この後はどんどん埃っぽくがっつり70'sになっていくので、ある意味このアルバムが一番万人受けするかもしれません。


my spaceはこちら
http://www.myspace.com/3283128

友達リストにKAADAがいてびっくりし過ぎて吹きました。
  

Scraping Foetus off the Wheel「Hole」1984
Scraping Foetus off the Wheel「Nail」1985
先日Thirsty Earからリイシューされた(のにもう在庫がないらしい)、『なにはなくともこれだけは』な二枚。もちろんリアルタイムで聴いていたわけはありませんが、(83年生まれですから)Foetusは私の青春だった。高校生の時に出会ったこの二枚がどれだけ私の音楽人生を変えたか。いやはや思い返せば色んなとこで道を間違っている。

この二枚を聴いて何に感動したかというと、ドス黒いメンタル面と音楽的実験精神が見事に融合していたこと。なんか『みんな死んじゃえ!』と言いながらどっか褪めたクールな目線で完璧に構築された世界は、高校生自分の稲本には刺激が強過ぎたのでした。「Lust for death」の意地の悪さなんか最高で、ああ、あのチャカポコしたシンセの音の格好良さったらなかったね。

もちろん自分にとっても大事な二枚ですが、80年代こっち方面のアングラ音楽の歴史にとっても最重要盤と言えると思います。願わくばリイシューでなくてリマスタリング盤を……
読書関連は『みんなの本屋』に、音楽関連はこっちのブログにちまちまとあげていこうと思います。なんとなく同好の志を探してみたり、ライブ友達を探してみたりとかいう下心もなきにしもあらずですが、基本は物忘れ防止とか布教とかです。ジャンルの偏りはあると思いますがちんたらやっていきたいです。

いなもとさくぞう
女性/学生/ニート予備軍/神経痛持ち
ハッパくさい音楽と80〜90年代初頭のインダストリアルが好き
非メタラー&非パンクス。モリコーネとかブルーノ・ニコライも好き
忍者ブログ | [PR]

(C)this is the devil does / ブログ管理者 いなもと
Blog Skin by TABLE ENOCH