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Coil「The Golden Hare with a Voice of Silver」2002
ロシアで発売された2枚組リミテッドエディションのベスト盤。これを聴いてから思いっきりCoilにのめり込んだ(遅い)。ベストとは言え、しっかり練られた構成が秀逸で個人的にはオリジナルアルバムに匹敵する素晴らしさ(ベストは作品として数えない派)。一枚目は割と聴きやすい曲を、二枚目はアバンギャルド色の強い曲中心。よく、Coilは初期はLSDまで、あとはMoon's Milkあたりからが良いと言いますが、こうやってベストで年代問わず聴くと殆ど時代性を(良い意味で)感じないというのは凄いなぁ………基本的に二枚目の格好良さは異常。

しかしAmazonなんかだとCoilのものは大体2万超えますね。私ももちろん未入手のものが多いので(電車で紛失して見つからなかったあの二枚が痛い、痛過ぎる)、Coilは追いかけるのが一番つらいアーティストです…
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Matthew Goodのブログで新曲がストリーミング配信開始(ログインしないと聴けませんが)。

「A single explosion」
「She's in it for the money」(今聴けるのはこっち

アルバム「Hospital Music」は夏にリリース?どっちもかなり地味目ながらスルメなメロディー。全体通して「WLRRR」とはまた違う方向にシンプルな音になる予感。クリスマスに配信されてたあの曲も入ります。


and machine said be...hold!

ちょっと面白いなーと思ったインストバンド。音は割とハードロック寄りだけど方法論はポストロックというか展開はそういう感じ。バースト。アルバムは未発表だけど出したら通して聴いてみたい。

マイスペースはこちら。
http://www.myspace.com/andmachinesaidbehold



Swans「Filth/Body to Body,Job to Job」1983/1984
Swansの1st & 2ndのカップリング盤。Swans大好きです。「Filth」はうっかり2枚持ってます。初期はjaboe加入前なので、とにかく重い、遅い、怖いの3拍子を極めきったある意味異常にエクストリームな音楽性が素晴らしい。遅い、というと語弊がある気もするんですが、がっしゃんごっしょんと鳴り響く、殺伐というか荒涼としたメタルビートは失禁もの。サウンドメイキングの面から言うと、重さでは現在のヘヴィな音楽に負けてしまいますが、当時のニューヨークのジャンクな雰囲気のおどろおどろしさが凄い。この混沌っぷりはただごとじゃないので襟を正して聴きましょう。

本当は一番好きなアルバムは「Children of God」だったりするんですけどね…


Comets on Fire「Avatar」2006
昨年リリースの4th。さらに埃っぽく時代錯誤も甚だしいサウンドになっています。全体的に音がクリアになり暖かみのある手触りになり(つまりガレージから離れた)、ブルータルさは陰を潜めました。まぁ、元々ヘヴィさやブルータルさが魅力なバンドではないので……しかしこのツボ突き加減はやっぱり鼻血ものですよ!相変わらずどのパートも素晴らしい演奏ですが、ピアノ/オルガンの使い方はさらに70'sど真ん中に……素敵!アルバム全体としては構成あまり練られていないようで惜しいのですが、方向性としてはこれはこれで非常に独自なものになっていっていると思うのでやっぱり皆さんに聴いて欲しいのでした。


The For Carnation「The For Carnation」2000

ex-Squirrel Bait、Slintのブライアン・マクマハンのグループThe For Carnationの1stフル(これ以降のリリースは無いみたいですが)。トータスのジョン・マッケンタイアがプロデュースしています。この辺の人脈は全然詳しくないんですが(トータスと言われてやっとああ!という感じ)、このアルバムは素晴らしい。どこまでもスローで沈み込む音世界は、なにか静かにキレている人を見ているような緊張感があります。まったり聴ける音ではないですね。ドラムンベースを激スローにして呟き型ボーカルを乗せたような……凝った音作りも聴き応えがあり、どっぷり浸れます。

デヴィッド・リンチの映画みたいなアルバムかなぁ。


CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
「THE 20 GREATESTHITS CHRONICLE」
まぁそのなんですか、色々あって「Fortunate Son」の音源が欲しかったのでベスト盤で済みません……。しかし改めて聴いてみるとかなり稲本のツボをピンポイントで押す音だったんですねぇ。堪らん。泥臭いんだけど、どこかスタイリッシュに聴こえる気がします。つまりは普遍的に今でも通じる泥臭さということだろうか。ベスト盤なんですが、2枚組でボリュームたっぷり、でも捨て曲無しなのでとりあえず一家に一枚あればOKと思います(そのうちコンプリートしてそうだなぁ…)。

ちなみにヒントはウォールライドでガラス割ったあの人のあのパートです(笑


Matthew Good「White Right Rock & Roll Review」2005
カナダの歌唄い兼政治活動家Matthew Goodのソロ2枚目。音の感触自体はシンプルにになっていますが、よく練られたメロディが並びます。ホント聴き飽きない。特にヒドゥントラックの「Hopeless」はベタでベタで最高!曲も歌詞も演奏もいいけれど、やっぱりMattの声って他にはない魅力があるなぁ、とボーカルにあまりこだわりのない私のお墨付きです。

今延々作業中なので、作業しながら最初から最後までずっと一緒に歌ってます。あ、隣の部屋新しい人が入ったんだっけ……
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(C)this is the devil does / ブログ管理者 いなもと
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